セーターを通販で購入するときや、自分に合うサイズを確認するときに重要なのが「身幅」です。
ただし、身幅は身体の胸囲やバストと同じ意味ではありません。
同じ身幅でも、素材の伸縮性や編み方、セーターの厚み、肩まわりの設計などによって着用感は変わります。
サイズ選びで失敗しないためには、身幅の正しい測り方と、商品寸法の見方を理解しておくことが大切です。
セーターの身幅とは
セーターの身幅とは、一般的に左右の脇下を直線で測った長さです。
商品ページでは「身幅50cm」のように表記されます。
ただし、身幅の採寸位置はブランドや販売店によって若干異なります。
脇の縫い目から反対側の脇の縫い目までを測る場合もあれば、袖の付け根から1cmほど下を測る場合もあります。
通販で商品を選ぶときは、サイズ表の数値だけでなく、その販売店が示している採寸方法も確認しましょう。
身幅と服の胸まわりの関係
身幅を単純に2倍すると、服の胸まわりのおおよその寸法を求められます。
たとえば、身幅50cmのセーターであれば、服の胸まわりは計算上約100cmです。
ただし、これはあくまでも平置き寸法から求めた概算です。
厚手のニットや立体的なケーブル編み、前後の身頃に寸法差があるデザインなどでは、計算上の数値と実際の着用感が一致しない場合があります。
身幅と胸囲・バストの違い
身幅と胸囲、バストは、測る対象や範囲が異なります。
| 用語 | 一般的な意味 |
|---|---|
| 身幅 | 衣服を平置きし、左右の脇下を測った幅 |
| 服の胸まわり | 衣服の胸部分を一周したおおよその寸法 |
| 胸囲・バスト | 身体の胸の最も張っている部分を一周した寸法 |
| ヌード寸法 | 衣服を着ていない身体を基準にした寸法 |
| 商品寸法 | 実際の衣服を平置きして測った仕上がり寸法 |
身体のバストが90cmだからといって、身幅45cmのセーターが必ず合うわけではありません。
身幅45cmを2倍すると約90cmになるため、伸縮性の低いセーターでは、ゆとりがほとんどなく窮屈に感じる可能性があります。
快適に着るには、身体の胸囲やバストに加えて、適度なゆとりを持たせる必要があります。
身幅と肩幅の違い
身幅は左右の脇下を測った幅です。
一方、セーターの商品寸法における肩幅は、一般的に左右の肩の縫い目を測った長さです。
同じ身幅のセーターでも、肩幅によって見た目や着心地は変わります。
肩幅が狭いとコンパクトな印象になり、肩幅が広いとゆったりした印象になりやすいでしょう。
ラグランスリーブなど、肩の縫い目がないセーターでは、肩幅が掲載されていないことがあります。
その場合は、肩幅の代わりに裄丈を確認します。
セーターの身幅を測る方法
セーターの身幅は、ハンガーに掛けた状態ではなく、床やテーブルなどの平らな場所に置いて測ります。
ハンガーに掛けたまま測ると、自重で生地が伸び、正しい寸法を確認できない可能性があります。
身幅を測るために用意するもの
身幅を測るときは、次のものを用意します。
- 柔らかいメジャー
- 採寸するセーター
- 平らで十分な広さがある場所
- 寸法を記録するメモ
金属製の巻き尺よりも、衣服に沿わせやすい布製や樹脂製のメジャーが適しています。
身幅を測る手順
セーターの身幅は、次の手順で測ります。
- セーターを平らな場所に置く
- ボタンやファスナーがある場合は閉じる
- 前身頃と後ろ身頃の位置を自然に整える
- 左右の脇下の位置を確認する
- 片側の脇下から反対側の脇下までを直線で測る
- 測った数値を記録する
測るときは、セーターを強く引っ張ったり、立体的な編み柄を押しつぶしたりしないように注意しましょう。
メジャーは、左右の脇下を結ぶようにまっすぐ当てます。
脇下の位置が分かりにくい場合
縫い目が目立たないセーターでは、脇下の位置が分かりにくいことがあります。
その場合は、袖の下側と身頃が交わる位置を目安にしましょう。
ただし、ドロップショルダーやドルマンスリーブなどは、一般的なセーターと形が大きく異なります。
通販の商品寸法と比較する場合は、販売店が掲載している採寸図に合わせて測ることが重要です。
厚手のセーターを測るときの注意点
太い毛糸を使用したローゲージニットやケーブル編みのセーターは、生地に厚みや凹凸があります。
置き方によって寸法が変わりやすいため、無理に平らに押さえつけてはいけません。
生地を自然な状態に整えたうえで、左右の脇下を測りましょう。
より正確に確認したい場合は、同じ条件で2回程度測り、数値に大きな差がないか確認します。
参考サイト
自分に合う身幅を調べる方法
自分に合う身幅を知る方法には、身体の胸囲から計算する方法と、手持ちのセーターを測る方法があります。
通販での失敗を減らしたい場合は、着用感が気に入っている手持ちのセーターを測る方法がおすすめです。
手持ちのセーターを測る
まずは、現在持っているセーターのなかから、理想に近い着用感のものを選びます。
そのセーターを平置きし、同じ方法で身幅を測りましょう。
たとえば、身幅52cmのセーターがちょうどよい場合、購入予定の商品も身幅52cm前後であれば、近い着用感になる可能性があります。
ただし、身幅が同じでも、素材やデザインが異なると着心地は変わります。
次の項目も一緒に比較しましょう。
- 肩幅
- 着丈
- 袖丈
- 裄丈
- 袖幅
- アームホール
- 裾幅
- 素材の伸縮性
- 編み地の厚み
手持ちのセーターと購入予定の商品を、できるだけ同じ採寸方法で比較することがポイントです。
身体の胸囲やバストを測る
身体の寸法から身幅を選ぶ場合は、薄手のインナーを着た状態で胸囲やバストを測ります。
胸の最も張っている部分にメジャーを回し、床と水平になるように一周させましょう。
メジャーを強く締め付けず、身体に軽く沿わせるように測ります。
背中側のメジャーが上がったり下がったりすると、正確な寸法を測れません。
可能であれば、家族などにメジャーが水平になっているか確認してもらいましょう。
胸囲に希望するゆとりを加える
身体の胸囲やバストと、服の胸まわりとの差を「ゆとり」または「イーズ」と呼びます。
必要な身幅は、次の計算式でおおよその目安を求められます。
必要な身幅の目安=(身体の胸囲またはバスト+希望するゆとり)÷2
たとえば、身体のバストが88cmで、服の胸まわりに12cmのゆとりを持たせたい場合は、次のように計算します。
(88cm+12cm)÷2=身幅50cm
この場合、身幅50cm前後が計算上の目安です。
ただし、この計算方法は、前身頃と後ろ身頃がほぼ同じ幅で作られた一般的なセーターを想定しています。
リブニット、ドルマンスリーブ、カシュクール、ポンチョ風など、特殊なデザインには当てはまりにくい場合があります。
好みのシルエットに合わせた身幅の選び方
セーターの身幅は、大きければ着やすいとは限りません。
どのようなシルエットで着たいかを考えて選ぶことが大切です。
身体に沿うように着たい場合
身体のラインに沿うセーターを選ぶ場合は、ゆとりが少ないものを選びます。
伸縮性の高いリブニットでは、服の仕上がり寸法が身体の胸囲より小さく設計されていることもあります。
これは「マイナスのゆとり」を利用し、生地を伸ばして身体にフィットさせるためです。
伸縮性の低いセーターでゆとりが少なすぎると、胸や脇、背中が突っ張る可能性があります。
フィット感のある商品では、身幅だけで判断せず、メーカーが示す対応ヌード寸法を確認しましょう。
すっきり着たい場合
身体のラインを拾いすぎず、すっきり着たい場合は、胸まわりに約5〜10cmのゆとりを持たせる方法があります。
たとえば、身体の胸囲が90cmの場合、服の胸まわりは約95〜100cm、身幅では約47.5〜50cmが計算上の目安です。
ただし、これは一般的な参考値であり、すべてのセーターに共通する基準ではありません。
編み地の伸縮性や厚み、肩まわりの設計によって適切な寸法は変わります。
標準的なゆとりで着たい場合
日常的に着やすく、身体のラインを拾いにくいサイズを選びたい場合は、胸まわりに約10〜15cmのゆとりを持たせる方法があります。
身体の胸囲が90cmの場合、服の胸まわりは約100〜105cm、身幅では約50〜52.5cmが目安です。
薄手のインナーを合わせる一般的な着こなしであれば、適度な動きやすさを確保しやすいでしょう。
ゆったり着たい場合
リラックス感のあるシルエットにしたい場合は、胸まわりに約15〜25cm以上のゆとりを持たせる方法があります。
身体の胸囲が90cmで、服の胸まわりが110cmの場合、身幅は約55cmです。
服の胸まわりが120cmの場合は、身幅が約60cmになります。
ただし、身幅を大きくすると、肩や袖、脇まわりのボリュームも増える可能性があります。
身幅だけでなく、着丈や袖丈とのバランスも確認しましょう。
オーバーサイズで着たい場合
オーバーサイズのセーターを着たい場合は、通常の商品を単純にサイズアップするよりも、最初からオーバーサイズとして設計された商品を選ぶのがおすすめです。
オーバーサイズ用の商品は、肩の落ち方、袖の太さ、着丈、首まわりなどが全体的に調整されています。
通常のセーターを数サイズ上げると、身幅はちょうどよくても、袖が長すぎたり首元が広すぎたりすることがあります。
商品写真や着用モデルの身長、着用サイズも参考にしましょう。
重ね着に合わせた身幅の選び方
セーターの下や上に何を着るかによって、必要な身幅は変わります。
薄手のインナーの上に着る場合
薄手の肌着やTシャツの上にセーターを着る場合は、大きなゆとりを加える必要はありません。
胸、脇、背中に圧迫感がなく、腕を自然に動かせるサイズを選びましょう。
きれいめに着たい場合は、身幅を大きくしすぎず、肩幅や着丈とのバランスを確認します。
シャツの上に着る場合
シャツの上にセーターを重ねる場合は、1枚で着るときよりも身幅に余裕が必要です。
身幅が狭すぎると、シャツのボタンや縫い目がセーターの表面に響くことがあります。
また、脇や腕まわりが窮屈になり、動きにくくなる可能性もあります。
シャツを着た状態で胸まわりを測るか、普段重ね着に使っているセーターの寸法を参考にしましょう。
厚手のインナーを重ねる場合
保温性の高いインナーや厚手のシャツを重ねる場合は、身幅だけでなく、袖幅やアームホールにも余裕が必要です。
身頃がゆったりしていても、袖や脇が細ければ、重ね着したときに窮屈になります。
商品ページに袖幅やアームホールの寸法が掲載されている場合は、あわせて確認しましょう。
アウターの下に着る場合
コートやジャケットの下に着るセーターは、身幅が大きすぎると中でもたつきます。
特に、ローゲージのオーバーサイズセーターは、細身のコートやジャケットには収まりにくいことがあります。
アウターの下に着ることが多い場合は、適度なゆとりがある薄手から中厚手のセーターを選ぶと合わせやすいでしょう。
素材や編み方による着用感の違い
セーターは、同じ身幅でも素材や編み方によってフィット感が異なります。
商品寸法とともに、素材の混用率や編み地の特徴を確認しましょう。
ウール
ウールのセーターは、糸の太さや撚り、編み方、編み密度、加工方法によって伸縮性が異なります。
柔らかく伸びやすいものもあれば、縮絨加工によって生地が詰まり、伸びにくくなっているものもあります。
ウールだから必ず伸びるとは限らないため、素材名だけでサイズを判断しないようにしましょう。
また、ウールなどの動物繊維は、水分を含んだ状態で強くこすったり、不適切な温度で洗ったりすると、繊維が絡んで縮みやフェルト化を起こすことがあります。
コットン
コットンニットは、季節の変わり目にも着用しやすい素材です。
生地の厚さや編み方によっては、自重で縦方向に伸びることがあります。
一方、洗濯や乾燥の条件によって縮む可能性もあります。
購入時には洗濯表示や商品ページの注意事項を確認しましょう。
アクリルやポリエステル
アクリルやポリエステルを使用したセーターには、比較的扱いやすい商品が多くあります。
ただし、伸縮性や生地の硬さ、形状安定性は、編み方や混用率によって異なります。
素材名だけで判断せず、商品の説明や着用画像、購入者のレビューなども参考にしましょう。
リブ編み
リブ編みは横方向に伸びやすいため、平置きしたときの身幅が小さく表示されることがあります。
身幅の数値だけを見ると小さく感じても、着用すると身体に沿って大きく伸びる場合があります。
リブニットは一般的なセーターとは着用感が異なるため、商品の対応ヌード寸法や推奨サイズを優先しましょう。
ケーブル編み
ケーブル編みは立体的な模様があり、生地に厚みが出やすい編み方です。
同じ身幅でも、薄手のハイゲージニットよりボリューム感が出ることがあります。
ただし、伸縮性や着膨れのしやすさは、糸の太さや編み密度、模様の配置によって異なります。
ケーブル編みという理由だけで、サイズを大きくしたり小さくしたりする必要はありません。
体型に合わせた身幅の選び方
身体の胸囲だけでなく、肩、お腹、腰、ヒップなどのバランスも考えて選ぶことが大切です。
胸まわりにボリュームがある場合
胸まわりにボリュームがある場合は、身幅が足りないとセーターの前側が持ち上がり、前後の着丈が違って見えることがあります。
胸や脇から外側に向かって強い横ジワが出る場合も、身幅が不足している可能性があります。
バスト寸法に適度なゆとりを加え、胸まわりが突っ張らないサイズを選びましょう。
肩幅が広い場合
肩幅が広い人は、身幅が合っていても、肩や背中に窮屈さを感じることがあります。
身幅だけでなく、肩幅、裄丈、袖幅、アームホールも確認しましょう。
ラグランスリーブやドロップショルダーは、肩幅の違いに対応しやすい場合があります。
ただし、デザインによって着用感は異なるため、可能であれば試着して確認しましょう。
お腹や腰まわりが気になる場合
一般的な身幅は脇下で測るため、胸まわりには余裕があっても、お腹や腰まわりが窮屈なことがあります。
特に、裾に太いリブがあるセーターや、裾に向かって細くなるデザインは注意が必要です。
お腹や腰まわりが気になる場合は、身幅とあわせて裾幅を確認しましょう。
ヒップまで隠れるセーターを選ぶ場合
着丈が長く、裾がヒップにかかるセーターは、ヒップまわりの寸法も考慮する必要があります。
身幅が十分でも裾幅が狭いと、裾がヒップに引っかかって上がってくることがあります。
ロング丈のセーターを選ぶ場合は、裾幅とヒップ寸法を比較しましょう。
通販で身幅を確認するときの注意点
通販では試着できないため、サイズ表の読み方が重要です。
S・M・Lなどのサイズ記号だけで判断しないようにしましょう。
同じサイズ表記でも身幅は異なる
同じMサイズでも、ブランドや商品によって身幅は異なります。
細身に設計されたMサイズもあれば、身幅の広いオーバーサイズのMサイズもあります。
ブランドが同じでも、商品ごとのデザインやコンセプトによって仕上がり寸法は変わります。
必ず購入予定の商品ごとのサイズ表を確認しましょう。
ヌード寸法と商品寸法を区別する
通販サイトのサイズ表には、主に「ヌード寸法」と「商品寸法」が掲載されています。
「バスト79〜87cm」のような表示は、そのサイズを着用する人の身体寸法を示している可能性があります。
一方、「身幅50cm」のような表示は、実際の商品を平置きして測った仕上がり寸法であることが一般的です。
どちらの数値なのかを確認せずに比較すると、サイズ選びを間違える可能性があります。
販売店の採寸方法を確認する
身幅を測る位置や衣服の置き方は、ブランドや販売店によって異なることがあります。
「身幅」のほかに「胸幅」「脇下幅」などの名称が使われる場合もあります。
商品ページに採寸方法の図が掲載されている場合は、その方法に合わせて手持ちのセーターを測りましょう。
着用モデルの情報だけで判断しない
商品ページに掲載されているモデルの身長や着用サイズは参考になります。
ただし、同じ身長でも、肩幅、胸囲、腕の長さ、体型は人によって異なります。
「モデルと同じ身長だから同じサイズ」とは限りません。
着用画像はシルエットの参考にし、最終的には実寸を比較して選びましょう。
ニット製品の個体差を考慮する
ニット製品は伸縮性があるため、布帛のシャツやジャケットよりも寸法が安定しにくい場合があります。
製造工程、編み地の状態、保管方法、測り方などによって、同じ商品でも多少の個体差が生じることがあります。
販売店が採寸誤差について記載している場合は、その範囲も考慮しましょう。
身幅以外に確認したい寸法
セーターの着用感は、身幅だけでは決まりません。
全体のシルエットを判断するため、ほかの寸法も確認しましょう。
着丈
着丈は、一般的に後ろ襟ぐりの中央付近から裾までの長さです。
ただし、販売店によって測り方が異なる場合があります。
同じ身幅でも、着丈が短ければコンパクトに見え、長ければゆったりした印象になります。
肩幅
肩幅は、一般的に左右の肩の縫い目を測った長さです。
肩幅が合っていないと、身幅が適切でも肩や背中が窮屈に感じる場合があります。
ドロップショルダーでは、肩の縫い目が本来の肩先よりも外側に配置されています。
肩幅の数値が大きくても、必ずしもサイズが大きすぎるわけではありません。
袖丈と裄丈
袖丈は、一般的に肩の縫い目から袖口までの長さです。
裄丈は、後ろ襟ぐりの中央から肩を通り、袖口までを測った長さです。
ラグランスリーブなど、肩の縫い目がはっきりしないセーターでは、袖丈よりも裄丈が参考になります。
袖幅とアームホール
袖幅やアームホールは、腕まわりの着心地に影響します。
身幅が十分でも、袖幅やアームホールが小さいと窮屈に感じます。
シャツや厚手のインナーを重ねる場合は、特に確認したい寸法です。
裾幅
裾幅は、セーターの一番下の部分を左右に測った幅です。
身幅より裾幅が狭い商品は、腰やお腹にフィットしやすくなります。
着丈が長いセーターでは、裾幅がヒップまわりに足りるかどうかも確認しましょう。
試着するときに確認したいポイント
セーターを試着できる場合は、正面から見たシルエットだけでなく、身体を動かしたときの着心地も確認します。
次の点をチェックしましょう。
- 腕を前に伸ばしても背中が強く突っ張らないか
- 腕を上げたときに裾が大きく持ち上がらないか
- 胸や脇から強い横ジワが出ていないか
- 首元が後ろに引っ張られていないか
- インナーのボタンや縫い目が表面に響いていないか
- 裾がお腹や腰、ヒップに引っかからないか
- 脇の下に生地が余りすぎていないか
- アウターを上から着ても窮屈にならないか
胸や脇から外側へ向かう横ジワが目立つ場合は、身幅が足りていない可能性があります。
反対に、脇の下に生地が大量に余り、腕を下ろしたときにもたつく場合は、身幅やアームホールが大きすぎる可能性があります。
洗濯による寸法変化にも注意する
セーターは、素材や編み方、洗濯方法によって縮んだり伸びたりすることがあります。
ウールなどの動物繊維は、不適切な温度や強い摩擦によって縮みやフェルト化が起こる場合があります。
コットンニットも、洗濯や乾燥条件によって縮んだり、自重で伸びたりする可能性があります。
また、水を含んで重くなったセーターを通常のハンガー1本に掛けると、袖や身頃が伸びて型崩れすることがあります。
洗濯後は、製品に付いている洗濯表示に従って干しましょう。
平干しが指定されている場合は、形を整えて平らな状態で乾かします。
縮むことを前提に必要以上に大きいサイズを選ぶのではなく、適切に手入れした状態で自分に合うサイズを選ぶことが大切です。
セーターの身幅選びで失敗しないコツ
セーターの身幅選びで最も確実なのは、着用感が気に入っている手持ちのセーターと商品寸法を比較する方法です。
身幅だけでなく、着丈、肩幅、袖丈、裾幅、袖幅なども同じ条件で測りましょう。
さらに、素材の伸縮性、編み地の厚み、重ね着の有無まで確認すれば、通販での失敗を減らせます。
身体の胸囲から身幅を計算する方法もありますが、求められるのはあくまでも目安です。
リブニットやオーバーサイズ商品などは一般的な計算が当てはまりにくいため、メーカーの推奨サイズや対応ヌード寸法を優先しましょう。
まとめ
セーターの身幅は、一般的に商品を平置きし、左右の脇下を直線で測った長さです。
ただし、ブランドや販売店によって採寸位置が若干異なるため、通販では各店舗の採寸方法を確認する必要があります。
身幅を2倍すると服の胸まわりのおおよその寸法を求められますが、実際の着用感は素材、厚み、伸縮性、編み方によって変わります。
自分に合う身幅を知りたい場合は、着用感が気に入っている手持ちのセーターを平置きして測り、購入予定の商品と比較する方法がおすすめです。
身幅だけでなく、肩幅、着丈、袖丈、裾幅、アームホールなども確認し、希望するシルエットや重ね着の有無に合ったサイズを選びましょう。
以上、セーターの身幅の測り方や選び方についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

